久しぶりの更新ですん
ずっとマンドリルしゃぶってました


「運命再編TOP10」

☆1 囁き森の精霊
アドバンテージ能力と除去耐性を持ち合わせて弱かった例は少ない。風番いのロックがアブザンの中核をなしてきたように このカードもミッドレンジを支えていくことになると思う。
ただし、単体でサイを越えられず、ハチとのにらみ合いがしんどかったり、かき立てる炎ですぐに除去されてしまったりと すぐにメタゲームに馴染めるかは疑問が残る。長い目で見て期待値が高いのでこの順位にした

☆2 黄金牙、タシグル
マンドリルの狂信者である むぎ氏としては殺意すら覚える。なんか完全上位互換なんですけど… 誰がマンドリルなんか使うんですかねぇ(憤慨)
まず 既存のアブザン・スゥルタイリアニメイトにすんなり入ることが明確。マナクリスタートでなくても探査でそれなりのターン数で着地できるうえ、4マナで毎ターン永遠の証人のような回収効果を使えるわけだが デッキの中の土地でないカードが確実に加わるわけだから 弱いわけがない。

☆3 始まりの木の管理人
帰ってきた運命の大立者。
3マナで3/3、またはその分割払い。それ以降は羊毛鬣のライオンよろしく 余ったマナでプレッシャーをかけていくこととなる。その性質上1マナでありながらマスト除去であり 後半のトップデッキでも7マナ出る状態であれば盤面を引っくり返しうるスーパー生物である。能力が何回でも使え、トランプを持つ点も 硬直した盤面を突破するのに優秀、ただただ強い。

☆4 野生呼び
通常なら2マナ2/2、3マナ3/3を評価したりしないが これはかなり怪しい匂いがする。
5/5になればスタンダードの基準から頭一つ抜けるし なにより構築における予示には未知の期待がある。こういった序盤、終盤ともに強いカードはミッドレンジ環境において本当に大切。

☆5 僧院の導師
トークン戦略は勿論、ジェスカイウィンズのような一度は廃れたアーキタイプの復権にも一役買うと思われる。カードパワーの塊のような生物で、こいつを軸にスペル部分が入れ替わり立ち替わりでリストが固まっていくだろう。

☆6 炎跡のフェニックス
基本のスペックはチャンフェニで 獰猛能力で場に戻れるとなれば強力だろう。
赤単信心はデッキパワー的に難がありそうだけど とりあえず試されるアーキタイプだ。

☆7 精霊龍、ウギン
危険な櫃+ケラノス のような性能でコントロールの頂点としては申し分ない。なんせ、全体除去とフィニッシャーを両立しているわけだから いくら重かろうとコントロールがコイツをプレイするのは一つの目指すべき指標となる。

☆8 大いなる狩りの巫師
コンバットのすれ違いが発生しやすいスタンダードにおいて こういうクリーチャーは強力。
トークン戦略に合致するが 逆にトークンに弱いクリーチャーとも言えるのでメタゲーム次第なところがある。獰猛能力も優秀でマナさえあれば ドローも可能、殴るデッキではマナが余りだしたり、ハンドを吐き出すまで空気な能力となるだろうが、相手からすればマスト除去だ。
灰雲のフェニックスをはじめとするライバルを考えてこの順位としたが デッキ速度を押し上げてがっつり採用されることもありえるので 実際個人的にはもっと評価している。

☆9 魂火の大導師
このカードの評価を難しくしているのは 極端にスペル依存なところと言える。
勿論4~マナで かき立てる炎を使い回すのはゲームに勝つレベルで強力で、そういう構築をすればいいのだが、同じくらいにサルカンやドラゴンを連打するようなパーマネントを置くデッキも強力なわけで このカードに依存した構築がどこまで正解かは 現段階ではなかなか評価しにくい。
道の探求者、僧院の導士と一緒に使うのがベターで、デッキとしてもまとめやすいと考えているので期待値はかなり高いと思う。ただ そういうデッキが煮詰まってきて最初に抜けるカードはおそらくコイツなので あとはもうメタゲーム次第だろう。

☆10 時間への侵入
どちらかと言うとモダン的な期待が強い一枚。先日の禁止改定で探査2種がバンされたわけだけど このカードもかなりのカードパワーを秘めていると思われる。
モダンは速やかなキルターンを巡るアプローチとそれを妨害する手立ての応酬で 目まぐるしい様相を呈している、当然1ターン、1ターンのアクションも濃く 要所での追加ターンはゲームを決定付ける。トラフトや列柱を使うデッキ、フェアリーのような繊細なコンバットをするデッキにおいて 謎めいた命令同様の、もしくはそれより少し能動的なハメを狙う必殺技として使われるのではないだろうか。
スタンにおいては 雑に使って強いとも思えないが ウギンなんかと合わせるといいかもしれない


「運命再編 その他注目カード」

・見えざるものの熟達
既存のカードで言えば苦花+太陽の神、ヘリオッドか。
マナを立てながらの設置が可能な軽さのため、コントロールがフィニッシャー兼ブロッカーとして採用する可能性がある。

・城塞の包囲
強いアンセムorクリーチャー擬似除去。対立の終結とも相性が良い。
上も下も複数張るとゲームに勝てるのである程度生物を展開しつつ除去が欲しいデッキ、マルドゥなどであれば採用が検討される

・マルドゥの悲哀狩り
1マナ2/1メリット能力持ちは強い

・勇敢な姿勢
タフ4除去モードはファッティや狩猟者を退かせるがアグロに対しては微妙
主に、破壊不能付与目当てで 除去も兼ねることができる汎用性を評価できる英雄的デッキで可能性がある

・雲変化
強いカードではないが 青単信心のパーツとして可能性はある

・霜歩き
2マナ4点の打点は凄まじいの一言。
コントロールのアグレッシブサイドボードといった使い方や、獰猛の種になることを考えると色々なデッキでチャンスがありそう。

・マラング川をうろつくもの
恐血鬼、復讐蔦とシナジーがあるので モダン以下の然るべきデッキで検討できる

・僧院の包囲
クルフィックスの指図と同等の恩恵を自身だけ受けることができる。もう片方のモードは除去やバーン、ハンデスを痛烈にメタることが可能
やや後ろ向きだが 刺さるデッキが出てきてもおかしくないので気に止めておきたい

・名高い武器商人
2マナのジャンプアップで小走り破滅エンジンをプレイするデッキを組んでみたい

・奔流の精霊
攻撃時に相手のブロックを許さない能力はミッドレンジ環境では強力。波使いやタッサと合わせて少ないコンバットで20点を削ることも難しくない。
自身の重さも問題だが 信心が上手く組めれば一気に注目されるカードになると思われる

・戦いの喧嘩屋
2マナ3/2先制の優良スペック。
とはいえ他のクリーチャーに依存するので 上手く構築しないと裏目が結構な頻度で発生するので注意

・粗暴な軍族長
地獄乗りの亜種のように言われているが実際は別もの。3/3の本体がクロックに換算されるのは次ターンからであり アンセムに数点のゲインが付いたようなものでは、4マナとしては少々力不足な感が否めない。
サイをはじめ、マナレシオで勝負するスタンダードでは丘巨人は使い捨てと割りきらないとキツい。そういう使い方の息が短いデッキが活躍しないとも言い切れないが… そもそも地獄乗り自体が環境が尖ったメタゲーム末期のカードと記憶している。

・命運の核心
5マナの全体除去が環境に2枚あるのはコントロール的に追い風だが 結局カウンターが弱く、エンチャントやPWといった搦め手に安定して対処しにくい今のプールでは 危険な櫃に頼らざるをえないように感じる。
もちろん、青黒コントロールはその両方とハンデスを併用できるようになり、決定力のあるフィニッシャー・ウギンを得るため 環境に一石を投じることにはなりそうだ。

・マルドゥの急襲指揮者
疾駆が非常に強力な戦士。アタックが通るタイミングであれば基本的に疾駆で唱えた方が効率が良く、全体除去へのケアも可能で 素出しだけではできないプレイングの幅は評価したい

・宮殿の包囲
5マナの重さを考えるとなんとも評価しにくいが ドレインは間違いなく強力。
命運の核心と合わせた重めの黒単コントロールは検討の価値がある

・無慈悲な処刑人
肉袋の匪族の同型。ヒロイックに対して有効

・炎駆の乗り手
モーギスの狂信者や飛行クロックをコピーすることで高い打点を有するので プレッシャーはかなり強い。
疾駆の奇襲性もあって 突然死を起こしうる。

・マルドゥの斥候
待望の信心用生物。大歓楽の幻霊と合わせて2マナ域を埋めることができるのでデッキを組みやすくなった。パーフォロスとのシナジーも強い。

・前哨地の包囲
2枚目以降のチャンドラとして使われないこともない

・乱撃斬
軽量除去がないタルキールまでのメタゲームで 望まれていた一枚。
タップインを容認できる点、ターン内のアクション数を増やしやすい点で ショックはやはり優秀。
獰猛能力は優秀で これまでの亜種の菜かでもかなり優秀な部類だと思われる

・開拓地の包囲
毎ターン分割払いで4マナを提供してくれる。ウギンやハチに繋げてもいいし、余すことなく活用したいんであればポルクラノスやX呪文がやはり相性がいい。

・巫師の天啓
信心デッキならイケる。
グルールアグロ系でもサイドボード要員として優秀

・荒野の囁く者
最低限のスペックを持ちつつ、獰猛で倍のマナが出る
ティムールでは少々使いにくいが ビックマナ思考のデッキでは積極的に採用していきたい

・龍爪のヤソヴァ
アクト能力はオンリーワンのスペックなんだが、如何せん 加護のサテュロスをはじめとする他の3マナ域と比べるにはいまいちイメージがわかないので実際使ってみてからだろうか

・世界を溶かすもの、アタルカ
ゼナゴス・視認と合わせてそれだけでデッキを作れるくらい 分かりやすいカード。
除去が重い現プールでは 突然死を狙いやすく そういうデッキがトーナメントに現れてもおかしくない

・嵐の憤怒、コラガン
オキシド峠の英雄さながらの全体強化と雷口のヘルカイトを思わせる飛行5点クロック
このスペックでも軸となるデッキが組めるかどうか難しいというのがスタンダードの恐ろしいところ。やはりどうしても 絆魂が蔓延する環境では ただ殴るだけでは芸がないのだろうか

・漂う死、シルムガル
命運の核心で流れないフィニッシャーとして価値がある。
こいつが出る時には下の能力は
ほぼ意味がないだろうが、ハチなんかが引き続き使われ続ける環境であれば強力。
とはいえ 除去耐性や瞬速の利便性を含め、真珠湖の古きものに軍配があがりそうな気がするが…




タルキールTOP10の答え合わせもしないとなぁ

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索